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研究紹介
市民と進める難病研究 慢性活動性EBウイルス感染症治療への道
(当科新井教授の研究を動画で紹介します)
英語版はこちら
トピックス
- 2023年4月26日
- 玉井勇人准教授の研究課題「KMT2A/AFF1陽性急性リンパ性白血病のS100A6阻害併用造血幹細胞移植 法の確立」が独立行政法人日本学術振興会の「令和5(2023)年度科学研究費助成事業 基盤研究(C)(一般)」で採択されました。この研究の目的は、Amlexanox 併用造血幹細胞移植の治療効果を動物レベルで検証し、KMT2A/AFF1陽性急性リンパ性白血病の新規治療法を開拓することです。詳しくはFBの投稿、こちら
- 2023年4月26日
- 日本臨床増刊 2023年03月号『新リンパ腫学』(日本臨牀社)が発刊されました。大橋彩香特任助教、上村悠助教、新井文子主任教授が「Epstein-Barr VirusによるT、NK細胞の腫瘍化のメカニズム」を執筆しています。
- 2023年4月21日
- 2023年3月23日に共同研究者である東京医科歯科大学 先端血液検査学 西尾美和子准教授グループの大学院生、南川愛莉さんが第22回日本再生医療学会総会(京都)で「慢性活動性EB ウイルス病 (CAEBV) 患者由来iPS 細胞の樹立と評価」を口頭発表しました。共同研究者の東京医科歯科大学西尾美和子准教授グループが慢性活動性EBウイルス病のiPS細胞 の作成に成功し、その成果を発表したものです。CAEBV 発症の謎を解き明かす突破口にしたいと思います。詳しくはFBの投稿、こちら
- 2023年4月21日
- 2023年3月19日に第31回EBV感染症研究会が九州大学病院キャンパス・ライブ配信のハイブリッド形式で開催されました。当科からは2演題(鈴木黎任期付助教「Alemtuzumabを用いたHLA半合致造血幹細胞移植が奏効した成人発症慢性活動性EBウイルス病」、学生竹ノ内里早さん「慢性活動性EBウイルス病に対するBCL2阻害剤の効果の検討」)と東京医科歯科大学 との共同研究1演題(先端血液検査学分野・吉森真由美特別研究員「慢性活動性EBウイルス病のEBV由来microRNA発現プロファイル解析」)に加え、パネル ディスカッション「CAEBVの診断基準と重症度分類について」に新井文子教授がパネリストとして参加しました。CAEBVを中心としたEBV関連疾患の問題解決に向けて熱い議論が交わされ、CAEBVの指定難病認定に向けてガイドラインや重症度分類の整備をしていくことで意見が一致しました。患者さんのために一致した目的を共有できた貴重な会となりました。
- 2023年4月21日
- 今年度最も付加価値稼働額が多かった科として、2023年3月17日に2022年度川崎市立多摩病院病院長賞が当病院血液内科に授与されました。部長・玉井勇人准教授が表彰式に臨みました。詳しくはFBの投稿、こちら
2022年を迎えて
早いもので聖マリアンナ医科大学 血液・腫瘍内科教授を拝命し、3年が経とうとしております。皆様には格別のご指導、ご高配をいただき、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
この間、予想もしなかった新型コロナウイルスパンデミックが私たちを襲いました。感染者急増の中、一時は通常の診療、研究、そして教育が遂行できない事態となりました。しかし、そのような危機的状況であればこそ、見えてきたものがございます。その一つが、月並みですが「仲間の力」でした。困難に立ち向かう中で、お互いカバーし合い、そして思いやれる血液・腫瘍内科になれたと確信しております。
オミクロン株の出現とともに、パンデミックも新たな局面が予想されます。血液・腫瘍内科も大きな影響を受けると推測しています。しかし、私は今「この仲間となら、何とかなる、何とか出来る」と希望を持っています。そしてこの先も持ち続けたいと思います。この「くじけない楽観主義」を2022年の柱とし、さらに発展する一年にしたいと思います。
写真は上高地の梓川です。この流れのように、清らかに、しなやかに、そして大地を潤す存在としての血液・腫瘍内科でありたいと思います。始まりは小さいかもしれませんが、やがて大河になれるよう、医局員一同邁進いたします。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年1月
聖マリアンナ医科大学血液・腫瘍内科教授
新井文子