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研究紹介
市民と進める難病研究 慢性活動性EBウイルス感染症治療への道
(当科新井教授の研究を動画で紹介します)
英語版はこちら
トピックス
- 2025年8月27日
- 米国時間7月23日に新井文子先生がWomen in Lymphoma(WiL※)のウェビナー「SERIES 15 - PATHOGENS AND LYMPHOMA」でフランスFlorence Broussais先生他座長のセッション「3 Do infectious agents drive #lymphoma initiation?」に登壇、「Chronic Active EBV Disease: A Window into EBV-Driven T/NK-Cell Lymphomagenesis」というタイトルでCAEBVを説明しました。WiLウェビナー(WiLing Wednesdays Education Webinars)は大変な人気で、世界中の人がアクセスします。幸いオンデマンドで過去のコンテンツをいつでも視聴することができます。※WiLは リンパ腫 領域で活躍する女性のリーダーシップ・男女平等の機会を推進する団体です。詳細はこちら
- 2025年8月27日
- 新井文子先生が共同研究者である東京科学大学の吉森真由美博士と西尾美和子准教授との論文「Expression profiling of Epstein–Barr virus-derived microRNA in systemic chronic active EBV disease」が日本血液学会の英文機関誌International Journal of Hematologyのオンライン版で公開されました。慢性活動性EBウイルス病の感染細胞におけるウイルス由来マイクロRNAの発現プロファイルを明らかにしました。あらたな治療標的にできないか、更に研究を進めます。詳細はこちら
- 2025年7月25日
- 7月19日に開催された日本血液学会関東甲信越地方会で、内科医後期研修医の胡田理佳子さんがローテーション中に担当した症例を「VA-ECMO使用下にR-CHOP療法を施行した原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫の1例」として発表しました。急速に進行した症例でしたが救急科との連携で寛解を得ました。VA-ECMO使用下での薬剤投与量など、今後の課題が見えた重要な症例でした。詳細はこちら
- 2025年7月25日
- 玉井勇人先生の研究が聖マリアンナ医科大学がん関連研究助成金(St. Marianna University School of Medicine Cancer Research Fund)の対象として採択されました。「難治性白血病であるKMT2A::AFF1 (MLL::AF4)白血病は、造血幹細胞移植の効果をS100A6というCa結合蛋白を発現して、P53-Caspase3アポトーシス機構を阻害することで免れていることを我々は既に報告しています。膵臓がんもS100A6を高発現していることで知られ、同じ機構で抗がん剤や免疫療法を免れている可能性を考え、KMT2A::AFF1白血病・膵臓癌両者に奏効する分子標的薬の開発を目指します。」
- 2025年6月17日
- 共同研究者である本学免疫学・病害動物学助教、大橋彩香先生の論文「Effects of venetoclax, a BCL2 inhibitor, in systemic chronic active Epstein-Barr virus disease(抗アポトーシス分子BCL2を標的としたCAEBVの新たな治療の可能性)」が国際学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。慢性活動性EBウイルス病に対するBCL2阻害剤ベネトクラクスの効果を細胞およびマウスを使って明らかにしました。これから新たな治療薬候補として開発することを視野に入れた研究です。
- 2025年6月17日
- 5月16-17日に唐津で行われたThe 15th JSH International Symposium(日本血液学会国際シンポジウム)で新井文子先生と共同研究者である東京科学大学院生・前川友璃さんが口頭発表にも選ばれた演題「EBV-derived micro RNAs regulate proliferation and activation of EBV-infected cells in sCAEBV」でEBV由来マイクロRNAを標的とした治療の可能性を報告しました。これからも根治を目指して開発を続けます。詳しくはこちら
- 2025年6月17日
- ペルーUniversidad Peruana Cayetano Herediaから留学生として来日していたKeimi Segamiさんが第一著者として執筆したCAEBVに対するアレムツズマブ の効果についての論文「Targeting EBV-infected T cells with alemtuzumab: a novel approach to systemic chronic active EBV disease」が国際学術誌「International Journal of Hematology」に掲載されました。新規治療法としての可能性を報告しました。
- 2025年5月8日
- 2024年4月13日に行われた第122回日本内科学会講演会で、伏屋愛加大学院生が第38回日本内科学会奨励賞を受賞しました。前年度第121回日本内科学会講演会で発表した「全身性慢性活動性EBウイルス病成人例の臨床像と予後因子の解明~レジストリデータを用いた後方視的解析~」が40歳未満の発表者の演題から選ばれました。詳しくはこちら
- 2025年4月22日
- 3月27-29日にソウルで行われた第66回韓国血液学会・国際コンファレンス(ICKSH 2025)で安井寛先生が28日に「Clinical features and prognostic factors of adult systemic chronic active Epstein-Barr virus disease: A retrospective analysis using Japanese registry data」を講演しました。この発表はTravel Award (Blue Dragon) を受賞しました。詳しくはこちら
- 2025年4月22日
- 「慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)ポータルサイト」が開設されました。当サイトは厚生労働科学研究費難治性疾患政策研究事業「慢性活動性EBウイルス病と類縁疾患のレジストリ・バイオバンク運用体制の拡充と診療連携基盤の確立」の一環です。当HPが患者様・関係医療従事者の皆様のお役に立つよう、CAEBVの問題解決につながるよう、研究者一同心から願っています。
- 2025年4月8日
- 3月22日に東京で開催された日本血液学会関東甲信越地方会で、研修医1年目の城野遼先生が「AZA+VEN 療法が奏効したt(11;12)(p15;q13)染色体異常をもつ急性骨髄性白血病」を発表しました。堂々とした学会デビューでした。城野遼先生「会場からのご意見やご質問から自分の知識や考えを深め、あらためて学ぶことの多さを実感しています。この経験を今後の研修や診療に活かしてたいと思います。」詳しくはこちら
- 2025年4月8日
- 3月16日に金沢で開催された第33回EBウイルス感染症研究会で3年生の石川歩璃さんが「慢性活動性EBウイルス病に対する同種末梢血幹細胞移植後に発症したEBV陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」をオンラインで発表しました。「初めての学会発表でしたが、多くの学びがありました。いただいた質問から聴者の疑問点を知りました。この経験を今後に活かしていきたいと思います。」詳しくはこちら
- 2025年4月1日
- 4月1日付けでこれまで登録医として勤務されていた内田三四郎先生が助教として、脇坂朱遥が診療助手として着任されました。詳しくはこちら
2022年を迎えて
早いもので聖マリアンナ医科大学 血液・腫瘍内科教授を拝命し、3年が経とうとしております。皆様には格別のご指導、ご高配をいただき、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
この間、予想もしなかった新型コロナウイルスパンデミックが私たちを襲いました。感染者急増の中、一時は通常の診療、研究、そして教育が遂行できない事態となりました。しかし、そのような危機的状況であればこそ、見えてきたものがございます。その一つが、月並みですが「仲間の力」でした。困難に立ち向かう中で、お互いカバーし合い、そして思いやれる血液・腫瘍内科になれたと確信しております。
オミクロン株の出現とともに、パンデミックも新たな局面が予想されます。血液・腫瘍内科も大きな影響を受けると推測しています。しかし、私は今「この仲間となら、何とかなる、何とか出来る」と希望を持っています。そしてこの先も持ち続けたいと思います。この「くじけない楽観主義」を2022年の柱とし、さらに発展する一年にしたいと思います。
写真は上高地の梓川です。この流れのように、清らかに、しなやかに、そして大地を潤す存在としての血液・腫瘍内科でありたいと思います。始まりは小さいかもしれませんが、やがて大河になれるよう、医局員一同邁進いたします。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年1月
聖マリアンナ医科大学血液・腫瘍内科教授
新井文子