教授よりご挨拶
辰年を迎えて 年頭のご挨拶
新年のご挨拶を申し上げます。年始から大きな地震が能登半島を中心とした地方を襲いました。被災された方にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
2024年はいくつかの重要な一歩を踏み出します。まず「細胞治療センター」が聖マリアンナ医科大学病院に1月1日付で設立されました。佐野文明特任教授がセンター長を務めます。造血幹細胞移植をはじめ、今後大きく発展が予想される細胞を用いた様々な治療の実践と開発を行う予定です。また、大島先生、佐野先生、細貝さんの努力により、長年の目標「骨髄バンク 移植認定施設」取得の実現が近づいています。さらに、年始から大きな学会での演題採択や国際会議での発表依頼を複数受けました。上村先生、伏屋先生、内田先生のそれぞれの成果、日頃の努力を見ていただく大きなチャンスです。ご期待ください。
今年は辰年。空を自由に駆け回るエネルギーに満ち、躍動する辰。若手を中心に活性化し、さらなる飛躍を目指します。注目すべきは発動中の秘密作戦「オペレーション・シャングリラ」。辰の如く進行中です。
一人ひとりが新たな高みを目指し、共に成長する年にしてまいります。2024年も聖マリアンナ医科大学血液・腫瘍内科をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年1月
聖マリアンナ医科大学
血液・腫瘍内科学 主任教授
新井文子
略歴
- 昭和63年3月
- 新潟大学医学部卒業
- 昭和63年6月
-
東京医科歯科大学医学部附属病院医員
(東京都立墨東病院内科医員、東京都立駒込病院血液内科医員) - 平成5年9月~平成8年3月
- 第一子および第二子出産のため、産休・育休開始
- 平成8年4月
- 東京医科歯科大学大学院医学系研究科博士課程(内科学専攻)入学
- 平成12年3月
-
医学博士取得(東京医科歯科大学)
学位論文題目「CrkL activates integrin-mediated hematopoietic cell adhesion through the guanine nucleotide exchange factor C3G.」 Blood. 1999 Jun 1;93(11):3713-22.
(宮坂信之教授、三浦修教授ご指導) - 平成13年4月
- 東京医科歯科大学医学部 非常勤講師
- 平成14年11月
- 東京医科歯科大学大学院 腫瘍制御学分野 助手
- 平成16年4月
- 同大学大学院 血液内科学分野 助教
- 平成20年4月
- 同大学大学院 血液内科学分野 講師
- 平成29年4月
- 同大学大学院 先端血液検査学分野 准教授
- 平成31年4月
- 聖マリアンナ医科大学 血液・腫瘍内科 教授